スタッフブログ

竹富の海とサンゴ礁

2021/05/13 UP

コロナ禍の影響で、グラスボートをはじめとする
マリンレジャーサービスの提供をお休みさせていただいております。

さて、南西観光スタッフは、
この4月に、環境活動家の武本さんと、
共同通信社の記者による、
サンゴの保全活動に関わる海洋調査に同行させていただきました。


竹富島の海にはサンゴに最適な環境があります。
テーブルサンゴや枝サンゴを住処にするチョウチョウウオや、
『ニモ』でおなじみのカクレクマノミ、
シャコ貝など、さまざまな海の仲間たちを見ることが出来ます。

202105_coral.jpg


九州の南端から台湾まで連なる南西諸島は、
大小さまざまなサンゴ礁が広がる海の楽園です。

竹富島を含む石垣島、西表島間の海域は「石西礁湖」と呼ばれ
400種を越える貴重なサンゴの生息地として「西表石垣国立公園」に指定されています。

地球上の海のたった0.2%の面積しかないサンゴ礁に、
海の生き物全体の約1/4が暮らしているともいわれています。

かつては色とりどりのサンゴの群生地であったこの石西礁湖でも、
年々サンゴが減少しています。
主な要因は、海水温が上がることで生じる白化現象や
サンゴを食べるオニヒトデの大量発生、
赤土の流出による汚染などが複雑に絡まりあっています。

今回は、ボンベ&スーツで水深もそれなりのところでの調査でしたが、
大きく減少している様子はみられないとのことでした。

南西観光のグラスボートなら、
海に潜水することなくダイバー気分で沖縄の美しい海中世界をお楽しみいただけます。


楽しみに待ってくださっているみなさま、申し訳ありません。
再開までもう少しお待ちください。